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国立新美術館
国立新美術館
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2

「ニキ・ド・サンファル展」 ('2015・9/18[FRI]〜12/14[MON]) 国立新美術館 開催 記者発表会
'2015 4/8 会場:国立新美術館(東京・六本木) 3階講堂にて 「ニキ・ド・サンファル展」 の記者発表会が行われました。
【主催者よりご挨拶】
青木 保
(国立新美術館 館長)、ブルーム・カルデナス(ニキ芸術財団理事長)、フィリップ・プラテリ(Rmn-GP チーフ)
【展覧会見どころ― 全体コンセプトのご紹介】カミーユ・モリノー(展覧会コミッショナー:監修者)
【展覧会見どころ― 各章のご説明】山田 由佳子(国立新美術館 研究員)


ニキ・サンファル
 待望の大回顧展!
Niki de Saint Phalle
 フランス人美術家ニキ・ド・サンファル(1930-2002)は、戦後を代表する美術家のひとりです。 ニキは1950年代から絵画制作を始め、1961年に発表した「射撃絵画」で一躍その名が知られることになりました。 その後「ナナ」と名付けた開放的な女性像を発表し、今日まで多くの人々を魅了しています。 本展では、その活動の軌跡を辿ると同時に、日本との関係にも光を当て、ニキの芸術の世界をご紹介します。
「みどころ」
必見!パリで約60万人を魅了した話題のニキを紹介。
時代と向き合ってきたアーティスト、その軌跡にクローズアップ。
出品数100点を超える国内史上最大規模の大回顧展。
ニキ美術館創立者Yoko増田静江氏、そして日本との交流に注目。

会期: 2015 9/18 [FRI]〜12/14 [MON]
休館日: 毎週火曜日 (ただし、9月22日と11月3日は開館)、11月4日(水)
開館時間: 午前10時 ― 午後6時 (金曜日は午後8時まで)
※入館は閉館の30分前まで

会場:
国立新美術館 企画展示室1E東京・六本木
主催:国立新美術館、フランス国立美術館連合グラン・パレ(Rmn-GP)、ニキ芸術財団、NHK、NHKプロモーション

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「ニキ・ド・サンファル展」
「ニキ・ド・サンファル展」 記者発表会 '2015 4/8
展覧会概要のご紹介
国立新美術館 3階講堂


ニキの 「射撃絵画」 は、パフォーマンス・アートの先駆例として美術史上高く評価されています

【展覧会の構成】 ― 「ニキ・ド・サンファル展」の報道資料、他よりの抜粋文章です ―
 2014年秋にパリのグラン・パレで開かれた大規模な回顧展は、2015年春にスペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館に巡回し、再評価の機運が高まっています。 ニキの生誕85年目に開催される本展では、初期から晩年の創作活動を辿りながら、日本との関わりにも光を当て、その豊かな芸術世界をご紹介します。
ニキ・ド・サンファル展」の展覧会構成
第1章 アンファン・テリブル―反抗するアーティスト
第2章 女たちという問題
第3章 あるカップル
第4章 ニキとヨーコ―日本との出会い
第5章 精神世界へ
第6章 タロット・ガーデン

画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
'2015 4/8 展覧会説明会のスライド映写画像と広報用画像・「PRESS RELEASE」などの抜粋文章です。
第1章 アンファン・テリブル―反抗するアーティスト
第1章 アンファン・テリブル―反抗するアーティスト
 1950年の初め、ニキはハリー・マシューズとアメリカで暮らしていたときに最初の油彩画とグワッシュを制作しました。 その後フランスに渡り、1953年にニースで治療のために絵画制作に取り組んだことを機に、芸術の道で生きていくことを決意します。 ニキは、フランスとアメリカの抽象絵画からの影響など、フランスとアメリカという二つの国の芸術を吸収して独自のスタイルを発展させていたのです。

 1961年2月、ニキはジャン・ティンゲリーとアトリエを共有していたパリのロンサン袋小路で最初の 「射撃絵画」 を発表します。 「射撃絵画」 の制作は、伝統的な作品制作と決別したことを示し、制作の行為に芸術的意味を見出すパフォーマンス・アートの先駆例として高い評価を得ることになったのです。 そうした規制を打ち破る若きアーティストの姿は、反骨精神と創造性を備えた若者像(アンファン・テリブル)と重なり、ニキの名はカウンターカルチャーが花開く時代と呼応して世に知れ渡ることになります。


ニキ・ド・サンファル《愛万歳》(ポスター)
第3章 あるカップル
  女性の様々な姿を描き出すことを自らの創作の大きなテーマとする一方で、ニキは男女の関係にも目を向けた作品も制作しました。…自らの人生や経験と向き合うことで制作を続けたニキは、カップルの間に生まれる愛の姿をも数多くの作品に留めていきました。…個人的な経験を想像の世界の中に投影するニキの芸術は、多声的な響きを奏でて色鮮やかに展開されました。

ニキ・ド・サンファル 《愛万歳》(ポスター) 1990年(原案) 70x100cm オフセット印刷
Yoko 増田静江コレクション/© 2015 NCAF, All rights reserved.
 愛し合う男女の幸福な姿を大きな樹木が祝福しているかのように葉を広げています。 色鮮やかな世界の中に人生の喜びが見事に表現されています。

ニキ・ド・サンファル《ブッダ》
第5章 精神世界へ
  作品 《ブッダ》 をメインに据えながら精神的な世界への関わりをテーマとした作品を、ご紹介します。 ニキの作品を振り返る時、特定の宗教に限られるのではなく世界各地の精神的なものに通じるイメージや神々の表象に関心を抱いていたことがわかります。 そこには広く世界を見渡し多様なものを受け入れようとする思想がうかがえます。…ニキは、神話や物語、そして旅の中で自らが肌で感じたことを融合させて、あらゆる垣根を超える精神的な世界を作品を通じて作り上げたのです。

ニキ・ド・サンファル 《ブッダ》 1999年 317.5x218.4x172.7cm 天然石、色ガラス、陶片/FRP、鋼
Yoko 増田静江コレクション/撮影:林雅之/© 2015 NCAF, All rights reserved.
 ヨーコと共に訪れた京都旅行では…仁王像と思われるイメージや瞑想する仏の姿から日本文化の影響を受けました…以前から好んで使用していた色ガラスを巧みに用い、きらびやかでありながら神秘的なオーラを放つ高さ3メートルを超える巨大なブッダ像を作り上げました。…

時代を見つめたアーティスト、ニキ
ニキ・ド・サンファル《自画像》
ニキ・ド・サンファル 《自画像》 1958-59年頃 141x141cm 塗料、さまざまなオブジェ(小石、コーヒー豆、陶片等)/板
シュプレンゲル美術館(ニキ芸術財団寄託)/撮影:Laurent Condominas/© 2015 NCAF, All rights reserved.
ニキ・ド・サンファル 「年 譜」(1930-2002) ―PRESS RELEASEより抜粋文章―
1930 カトリーヌ・マリー=アニエス・ファル・ド・サンファル(ニキ・ド・サンファル)は、パリ郊外で、フランス系アメリカ人の母とフランス人の父との間の5人兄弟の2番目の子どもとして生まれる。
1948-49 モデルとして働き、『ライフ』『ヴォーグ』誌などの表紙を飾る。 1949年にハリー・マシューズとニューヨークで結婚する。
1960-63 ジャン・ティンゲリーとともにパリのロンサン袋小路に引越し、共同のアトリエを構える。 1961年最初の「射撃絵画」のセッションが行わる。 これを機にヌーヴォ―・レアリスムの作家たちとの交流が始まる。 以降、1963年まで各地で「射撃絵画」のパフォーマンスを行う。
1971-74 シャン・ティンゲリーと結婚。 1972年自伝的映画『ダディ』を制作。 1974年ドイツ、ハノーファーに巨大な3体のナナ像を設置。
1979-80 イタリア、トスカーナで 《タロット・ガーデン》 の建設が始まる。 1980年パリのポンピドゥセンターを皮切りにヨーロッパ各地で大規模な回顧展が開催される。 Yoko増田静江が東京にギャラリー「スペースニキ」を開廊する。
1993-94 健康を理由にアメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ郡ラ・ホーヤに移住。 1994年栃木県那須高原にニキ美術館が開館する。
2000 第12回高松宮記念世界文化賞彫刻部門を受賞。
2002 5月21日、サンディエゴにて71歳の生涯を閉じる。
  東西の冷戦が緊張を高めていった1950年代に芸術の世界に足を踏み入れたニキは、生涯を通じて自らが生きる社会と向き合い、作品を制作しました。 1950年代後半から60年にかけて制作された初期作品では、ナイフやピストルといった武器がその形を露わしながら石膏によって絵画面に留められていきます。 暴力の道具を直接利用することで、ニキはフランス植民地であったアルジェリアで起きていた殺戮を暗示したのでした。 こうした作品の社会性は、1961年以降発表する「射撃絵画」にも引き継がれていきます。…ニキの関心は戦争下の暴力に言及することのみならず、ジェンダーの問題にも向けられました。…1980年代に入ると、エイズの啓蒙を目的とした書籍の執筆やアニメ映画の製作へとつながっていきました。 社会的な抑圧や差別に直接向き合う姿勢は、ニキの半世紀にわたる芸術活動の大きな柱となり、それは現代を生きる私たちにも大きな問いかけを投げかけているのです。

お問合せ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
展覧会サイト:http://www.niki2015.jp/
国立新美術館サイト:http://www.nact.jp/
主催:国立新美術館、フランス国立美術館連合グラン・パレ(Rmn-GP)、ニキ芸術財団、NHK、NHKプロモーション

協賛:日本写真印刷
特別協力:Yoko増田静江コレクション

参考資料:「NIKI DE SAINT PHALLE」PRESS RELEASE & 報道資料 、他。
※写真撮影の掲載等は、主催者の許可を得て行っております。
※画像の無断転載禁止
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