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フェルメールとレンブラント展
「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展
【京都市美術館 x 森アーツセンターギャラリー x 福島県立美術館】


― フェルメールとレンブラント ―
17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち

'2015年6月18日(木) 日本記者クラブ 東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービルF10で記者発表会が行われました。
【登壇者】
京都市美術館 学芸課長 尾崎 眞人
毎日放送 事業局エグゼクティブ 大橋 篤則
森アーツセンターギャラリー エキシビション・ディレクター 中山 三善
朝日新聞社 文化事業部長 堀越 礼子
TBS テレビ 事業局長 吉田 尚子
福島県立美術館 館長 早川 博明
テレビユー福島 代表取締役社長 信国 一朗
ロンドン・ナショナル・ギャラリー 学芸員 ベッツィー・ウィーズマン

待望のフェルメール 《水差しを持つ女》 と レンブラント 《ベローナ》 が初来日!
17世紀オランダ美術の名作の数々がニューヨーク・メトロポリタン美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、アムステルダム国立美術館から、一挙来日!
 17世紀はオランダ黄金時代といわれています。 この時代、オランダは歴史上稀にみる発展の最中にありました。 1560年代に始まるスペイン支配からの独立戦争に伴い経済が急成長するとともに、1602年に世界に先駆けて設立された株式会社、オランダ東インド会社の貿易網を通して世界に名だたる強国、富裕国として発展していきます。 17世紀はまた、新たな芸術文化が発展し、絵画の分野においても多くの優れた画家を輩出し数多くの傑作が生まれるという、特別な時代でした。 絵画は一般市民が手に入るような大きさや価格でも出回っていました。 当時の海外からの訪問者は、オランダのごく一般の家庭にさえも多くの絵が飾られているのに驚いたといいます。 この時代に活躍した画家たちの中には、「光の画家」 として知られるデルフト出身のヨハネス・フェルメール (1632-1675) やアムステルダムで名声を手にし、独特な発想、技法と構図で人気を得たレンブラント・ファン・レイン (1606-1669) など、今日私たちがよく耳にする名があります。 彼らの作品は400年近く時を経た今でも色褪せることなく、私たちに感銘を与えてくれます。 本展覧会では、約60点の作品を通して、オランダ黄金時代と当時活躍した画家たちを紹介します。 フェルメール、レンブラントと並び、フランス・ハルス、ヤン・ステーン、ピーテル・デ・ホーホ (京都、東京会場のみ出品) など、黄金時代を彩った様々な画家たちの作品によって、当時の文化と人々の生活が私たちの目の前によみがえります。


'2015 6/18 日本記者クラブでの 「フェルメールとレンブラント」 展の説明会の概要と写真と広報用画像です。
「フェルメールとレンブラント」記者発表会
フェルメールとレンブラント展」 記者発表会 '2015 6/18
ロンドン・ナショナル・ギャラリー 学芸員 ベッツィー・ウィーズマン Besy Wieseman ―展覧会みどころ解説―
  …今日は皆様よくご承知のフランス・ハルスとレンブラント、カレル・ファブリティウス、フェルメールに絞って、ご紹介したいと思います。 …どれよりも、ひじょうに個々の画家の個性をたっぷり表現をしている。 そして、この17世紀、彼らを支えた影響というものをすぐに楽しんでいただける作品になっています。 …まずは、フランス・ハルスです、ね、彼は肖像画を主体的に…家族、親しい友人を積極的に描いて… 独特的な描写法、生き生きとした実在感…素早い筆遣い、 ドラマチックな光と影で、屋内に自然光が入ってくる様子…私たち、見ている者の視線を注目するところに誘ってくれています。…巨匠レンブラントは、ライデンで画家活動を開始しました。 その後、オランダ最大の都市アムステルダムで名声をあげていこうと、移り住みます。 アムステルダムでは当初肖像画家として…そして歴史、寓話の画家になる野望を持っていました。 生涯多様な作品を輩出し…肖像画、風景、歴史、寓話、宗教画、日常のワンシーンを描いたものもあります。 17世紀を代表する革新的な画家、版画家の一人でもありました。…彼の絵画の技法のみならず、画家としての野心といった、ところも読み込んでいただけます…ベローナですが古代ローマの戦争の女神を表わしています…ギラギラとした甲冑に、メディウサのように盾をもった 《ベローナ》 は、レンブラントが新しい旅立ちを野心的に描いている。 とても穏やかな表情の女神で…当時の連邦共和国ですが、スペインからの独立を交渉している頃で…独立を戦う、国の意思を象徴しているオランダのベローナを描こうとしたと思われます…ヨハネス・フェルメール、彼の名前は世界中に知れわたっています。 これだけ有名な作家であるのにかかわらず、残っているのは30数枚の作品のみです。 《水差しを持つ女》 ですが、シンプルでありながらエレガントな部屋の角に立つ女、窓を開いて朝の洗面を始めるところを描いている。 テーブルの上には洗面道具が並べられ…光、色、形、秩序と調和、洗練された手法で…手は流れるように窓枠にのびて…全体的緊密感というものが部屋の穏やかさ、静かな空間、あたかも時間が永遠に止まって…フェルメールの作品は、ほとんどが女性が一人、室内で日常の決まりごとを楽しんで行っている様子を表わしています。 3次元の空間を作った幾つかの方法を試し…光、大気、光の曖昧さ、歪み、不透明さ、反射、吸収などを使いながら3次元空間を表わしていたのです。 女性の被りもののところ、わずかな光と影の移り変わりの技術など、驚くばかりです。 透明感、不透明感の対比、物体を見せるところ、隠すところを使い分ける…日常的なシンプルな行いに隠れた、時間を問わない美しさを強調しています。…オランダの芸術家が世界に見せた、細かな気配り…鑑賞者の皆様に、ご自身の目で楽しんでいただける展覧会です。…
【プロフィル】
現ロンドン ナショナルギャリ―学芸員
オハイオ州オバリン大学付属アレン・メモリアル美術館、ボストン美術館、そしてオハイオ州のシンシナティ美術館を経て、2006年からロンドン ナショナル・ギャラリーに勤務。 専門はオランダ・フランドル絵画 (1600-1800年)、特にフェルメール、レンブラントの研究者として知られている。
過去に 「Vermeer and Music: The Art of Love and Leisure」 (2013)、「Vermeer's women: secrets silencs」 (2012) などの特別展を企画。 最近ではロンドン ナショナル・ギャラリーで開催後、アムステルダム国立美術館に巡回した 「Rembrandt: the Late Works」 (2014-2015) にも携わった。
オランダ絵画分野で多数の著書や図録を出版している。
「展覧会構成」
T. ハールレム、ユトレヒト、アムステルダム ―オランダ黄金時代の幕開け―
U. 風景画家たち
V. イタリア的風景画家たち
W. 建築画家たち
X. 海洋画家たち
Y. 静物画家たち
Z. 肖像画家たち
[. 風俗画家たち
\. レンブラントとレンブラント流
]. オランダ黄金時代の終焉
京都会場京都市美術館、東京会場森アーツセンターギャラリー、福島会場福島県立美術館 の3会場で開催予定。

京都会場 「フェルメールとレンブラント: 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち  ―世界劇場の女性―」
会期:2015年10月24日(土)〜2016年1月5日(火)
    会場:京都市美術館 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町 124(岡崎公園内)
主催: 京都市美術館(京都市)、MBS 後援: 外務省 協賛: 株式会社 大林組 お問い合わせ: 06-4950-7555 (展覧会事務局)
東京会場 「フェルメールとレンブラント: 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち 展
会期:2016年1月14日(木)〜3月31日(木)
会場:森アーツセンターギャラリー (東京・六本木ヒルズ森タワー 52階)
〒106-6150 東京都港区六本木 6-10-1
主催: TBS、朝日新聞社、森アーツセンター 後援: 外務省 協賛: 日本写真印刷、三井物産 お問い合わせ: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
福島会場 東日本大震災復興事業 「フェルメールとレンブラント: 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち 展
会期:2016年4月6日(水)〜5月8日(日)
会場:福島県立美術館 〒960-8003 福島県福島市森合字西養山 1番地
主催: 東日本大震災復興事業 「フェルメールとレンブラント: 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち」展実行委員会 後援: 外務省、福島市、福島市教育委員会、福島県商工会議所連合会ほか (予定) お問い合わせ: 024-531-8815(実行委員会事務局)

ヨハネス・フェルメール 《水差しを持つ女》、レンブラント・ファン・レイン 《ベローナ》、ピテール・デ・ホーホ
《女性と召使い のいる中庭》、カレル・ファブリティウス 《帽子と銅よろいをつけた男》 日本初公開!

日本初公開
日本初公開
ヨハネス・フェルメール《水差しを持つ女》
レンブラント・ファン・レイン《ベローナ》
ヨハネス・フェルメール 《水差しを持つ女》 1662年頃
油彩、カンヴァス 45.7 x 40.6cm
メトロポリタン美術館、ニューヨーク
レンブラント・ファン・レイン 《ベローナ》 1633年
油彩、カンヴァス 127.0 x 97.5cm
メトロポリタン美術館、ニューヨーク
Marquand Collection, Gift of Henry G. Marquand, 1889 (89. 15.21)
Photo Credit: Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY
 
The Friedsam Collection, Bequest of Michael Friedsam, 1931 (32. 100.23)
Photo Credit: Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY
ヨハネス・フェルメール (1632-1675年) レンブラント・ファン・レイン (1606-1669年)
 1632年にデルフトで生まれました。 父は宿屋の主人であり美術商でしたが、裕福ではありませんでした。 彼が師事した画家は定かではなく、独学であったと思われます。 1653年に聖ルカ組合に加入し、その前年の結婚を期にプロテスタントからカトリックに改宗しました。 この夫婦は11人もの子をもうけています。 彼は生涯で45〜50点程度制作したと考えられています。 高値で売れたのでしょうが、義母からの経済的な支援を常に必要としていました。 彼は43歳で亡くなり、1675年12月16日にデルフトで埋葬されました。 彼の作品は歿後忘れられ、しばしば他の画家の作品と誤解されましたが、19世紀中頃にフランスの美術評論家トレ・ビュルガーがこの画家の存在を大々的に喧伝したことで再び名声を得、現在まで多くの鑑賞者を魅了しています。
 1606年にライデンで生まれました。 1631年頃にアムステルダムに拠点を移し、肖像画、歴史画で高い評価を得、経済的な成功をおさめます。 この頃から美術品や骨董品などの蒐集をはじめ、1639年には市内に豪邸を購入、1642年には代表作 《夜 警》 (アムステルダム国立美術館) を完成させました。 しかし1641年に妻が亡くなり、1640年代後半から経済的に困窮すると、1656年に破産、邸宅と蒐集品を失いました。 このような苦しい状況であっても画家としての制作は衰えず、《織物商組合の見本監察官たち》 (アムステルダム国立美術館) 等の傑作を生みだしました。 80点以上の自画像を含む印象的な肖像画、ダイナミックな歴史画によって同時代の人々を驚嘆させました。 また、多くの弟子を育てたことでも知られています。

参考資料: PRESS RELEASE、「フェルメールとレンブラント展」図録 他。
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