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「サントリー美術館」


東京都港区赤坂9丁目・東京ミッドタウン内
「東京ミッドタウン」21世紀の日本を代表する街、世界に類を見ない独創的な街が誕生しました。


National treasures of Miidera Temple
智証大師帰朝1150年、狩野光信没後400年 特別展 国宝 三井寺展
琵琶湖を望む天台寺門宗総本山(てんだいじもんしゅうそうほんざん)三井寺(みいでら)園城寺(おんじょうじ))。白鳳時代に創建された三井寺は、平安時代9世紀に智証大師(ちしょうだいし)円珍(えんちん)中興(ちゅうこう)して天台別院(てんだいべついん)となり、以後権門寺院として栄えました。他の寺社との抗争や戦乱に遭いながらも、そのたびに不死鳥のように蘇り、今日に多くの貴重な寺宝を伝えています。
2008年(平成20)は、智証大師円珍が密教の真髄をたずさえ唐より帰朝されて1150年、また狩野永徳の長男で三井寺の勧学院(かんがくいん)に華麗な障壁画を残した狩野光信の没後400年にあたり、これを記念して特別展を開催します。
会期: 2009 2/7(土)〜3/15(日)展覧会は終了しました。
※作品保護のため会期中、展示替えがあります。
開館時間:{日・月・祝日} 10時〜18時 {水〜土} 10時〜20時
※いずれも最終入館は閉館30分前まで
休館日:毎週火曜日
会場:サントリー美術館

〜三井寺の名宝に、関連する名品を加え、国宝・重要文化財約60件を含むおよそ180件を公開〜
2体の智証大師坐像や黄不動尊の画像と彫像、西国三十三所観音霊場第十四番札所の観音堂本尊など、普段拝観できない秘仏の数々、円珍ゆかりの仏教美術、新発見の平安初期の不動明王像、狩野光信筆の桃山障壁画とその関連作品など、多彩な仏教美術と華麗な桃山絵画の織りなす三井寺の魅力をご堪能ください。


画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。
如意輪観音菩薩坐像
重要文化財
如意輪観音菩薩(にょいりんかんおんぼさつ)坐像
平安時代 10世紀 1躯 三井寺蔵
秘仏開扉

展覧会の構成 〜本文より要約して掲載〜
第1章 :智証大師円珍
智証大師円珍(814〜891年)は現在の香川県善通寺市に生まれ、15歳で比叡山延暦寺に登りました。厳しい修行を経て、仁寿3年(853)中国・唐に渡り、長安で青龍寺の法全阿闍梨(はっせんあじゃり)から密教の奥義を受け、天安2年(858)膨大な経典や図像などを持ち帰りました。帰国後に三井寺を再興し、貞観10年(868)に第五代天台座主となり、天台密教の興隆に大きな足跡を残しました。〜
第2章 :円珍ゆかりの仏たち
円珍の守護神とされる護法善神(ごぼうぜんしん)訶梨帝母(かりていも))や、黄不動尊、新羅明神など、三井寺の秘仏には円珍の事績と深い関係をもつものが少なくありせん。個性的な尊像が三井寺で生まれた背景に、円珍が請来した膨大な経典や図像がありました。「胎蔵図像(たいぞうずぞう)」などの密教の図像は、後世宗派を超えて注目され、「円珍請来様(しょうらいよう)」ともいわれる新たな仏の姿を生み出しました。
第3章 :不死鳥の寺の歴史と遺宝
三井寺は白鳳時代に創建されたと伝え、金堂付近から白鳳時代の瓦が出土しています。平安時代9世紀に円珍により再興され、天台密教の有力寺院として繁栄する一方、比叡山延暦寺との対立のため度重なる焼き討ちに遭い、そのつど不死鳥のように蘇ってきました。〜
第4章 :信仰の広がり
平安後期以降、三井寺の代々の長史(ちょうり)(住職)が熊野三山検校(くまのさんざんけんぎょう)として全国の修験(しゅげん)者(山伏)を統括するなど、修験寺院としての横顔をもっていました。また三井寺の修験者が巡礼した寺々は、後の「西国三十三所観音霊場の母胎になったといわれます。三井修験ゆかりの美術と西国三十三所第十四番札所の観音堂に奉納された品々、信仰の広がりとともに庶民に親しまれ、近江名所、近江八景の一つ「三井晩鐘(みいのばんしょう)」として描かれた三井寺の姿を紹介します。
第5章 :勧学院障壁画と狩野光信
慶長5年(1600)に再建された三井寺の子院、勧学院の客殿は華やかな桃山時代の障壁画で彩られています。描いたのは桃山時代を代表する絵師、狩野永徳の長男、狩野光信(1565〜1608年)で、2008年(平成20)は光信の没後400年にあたります。。〜
第6章 :フェノロサの愛した三井寺
お雇い外国人として来日し、日本の古美術の研究・収集と保護に大きな足跡を残したアーネスト・F・フェノロサ(1853〜1908年)の墓所は、三井寺子院、法明院にあります。フェノロサは、琵琶湖を一望できるこの地を愛し、法明院住職、桜井敬徳師に帰依、受戒し法名を授かりました。〜
同展は、6つのセクションで構成されています。その中から5展示品を紹介します。

《円珍請伝法公験奏状案 清書本》円珍自筆
国宝
円珍請伝法公験奏状案 清書本
円珍自筆
平安時代 863年 1卷 三井寺蔵
第1章 智証大師円珍

《不動明王坐像》
不動明王坐像
平安時代 9世紀 1躯 三井寺蔵
第3章 不死鳥の寺の歴史と遺宝

《勧学院客殿障壁画 四季花木図》 狩野光信筆
重要文化財 勧学院客殿障壁画 四季花木図(一之間) 狩野光信筆
桃山時代 1600年 8面 三井寺蔵
第5章 勧学院障壁画と狩野光信

《法明院客殿障壁画 山水図》円山応挙筆
法明院客殿障壁画 山水図
円山応挙筆
江戸時代 1765年頃 4面 三井寺蔵
第6章 フェノロサの愛した三井寺

イベント一覧
一般向けイベント

・点茶席 茶室「玄鳥庵」で薄茶と季節のお菓子(主菓子)を提供いたします。
・国宝 三井寺展 記念講演会「三井寺の信仰と歴史」 講師:総本山三井寺執事 福家 俊彦氏
・国宝 三井寺展 特別公演「三井寺の声明(しょうみょう)
・国宝 三井寺展 ワークショップ「春の折形を学ぼう」 講師:折形デザイン研究所
・国宝 三井寺展 学芸員によるスライドレクチャー
・まぼろしの薩摩切子展 記念講演会「薩摩切子の魅力」 講師:土屋 良雄氏(サントリー美術館企画委員)
・まぼろしの薩摩切子展 ワークショップ「切子体験 ガラスをカットしてみよう!」 講師:小林 淑郎氏(江戸切子伝統工芸士、東京カットグラス工業協同組合理事長)
・まぼろしの薩摩切子展 学芸員によるスライドレクチャー
会場:サントリー美術館 6階ホール
こども向けイベント
・国宝 三井寺展 親子ワークショップ「雛の節句の折形を楽しむ」 講師:折形デザイン研究所
・国宝 三井寺展 フレンドリートーク
・まぼろしの薩摩切子展 ワークショップ「切子体験 ガラスをカットしてみよう!」 講師:小林 淑郎氏(江戸切子伝統工芸士、
東京カットグラス工業協同組合理事長)
まぼろしの薩摩切子展 フレンドリートーク
会場:サントリー美術館 6階ホール
以上のイベント詳細、日時等または、お申し込みについては、サントリー美術館公式サイト http://www.suntory.co.jp/sma/ または Tel: 03-3479-8600 にて、お問合せください。

お問合せTel:03-3479-8600
サントリー美術館公式サイト:http://www.suntory.co.jp/sma/
主催:
サントリー美術館、NHK、NHKプロモーション、毎日新聞社
共催:三井寺
後援:文化庁、滋賀県教育委員会、大津市教育委員会
協賛:日本写真印刷、ニッセイ同和損害保険
協力:パイオニア
特別協力:大津市歴史博物館

参考資料:「国宝 三井寺展」Press Release、他。
ご意見ご感想は  yashio@mui.biglobe.ne.jp

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